シーズンを通して各ポジションで最も守備力に卓越した選手を記者投票によって選出する守備の“ベストナイン”「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が27日に、都内のホテルで行われ最多得票の阪神・大山悠輔(30)ら17人が登壇した。

セ・リーグは、リーグ制覇を果たした阪神から、最多となる7人が選出。本塁打・打点の“二冠王”の佐藤輝明(26、阪神)が守備面でも初タイトルを獲得し「練習して積み重ねてきたことが結果になって現れたのと、あと大山さんによく助けられたんで感謝したいです」とコメント。両リーグ通じて最多の244票を獲得した一塁手の大山は「セ・リーグの一塁手のライバルたちの中でそのような票をいただけたっていうのは嬉しいですし、これから先すごく自信になります」と笑顔を見せ「ピッチャーを含めしっかりチームで守備をしっかりやっていこうという中で、優勝することができたので、そこがすごく良かったのかな」と話した。今季は140試合に出場し、1274の守備機会でわずか6つの失策と安定感の守備を見せた。