「自分では100点くらいあげてもいいかな」

 去年11月、ついに本番の日。親子での挑戦の集大成です。2人が出場するラテンアメリカンの部門には13組がエントリーし、上位6組に入れば決勝に進むことができます。前田さんペアは大会主催者から挑戦心を称えられ、スポンサー推薦枠で出場。77歳の前田さんは大会史上最年長です。

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 各ペアのダンスが披露されていき、前田さんたちの番がやってきました。まずは、前田さんが得意とする両手でのリフトを確実に決めます。そして、新技「片手リフト」は…見事、真理子さんを支えきりました。

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 惜しくも決勝進出はなりませんでしたが、前田さんはすでに次を見据えていました。

 (前田明さん)「自分では100点くらいあげてもいいかなと。これを次のホップステップジャンプのステップにしようと思っています。これが終わったら、早々に練習に入るつもりです」
 
 人生100年時代。まだまだ華麗なステップを踏み続けます。