
今年の最年少の鳥毛役は、本村組の下方颯馬(しもかた・そうま)さん。高校3年生です。仁淀川町出身で、これまでも秋葉まつりには参加してきたということですが、鳥毛役は初挑戦。大人たちから体の使い方や毛槍を投げる角度など丁寧に教わります。
◆本村組鳥毛役 下方颯馬さん
「鳥毛ひねりっていう大役はみんなそれを見に来てくれてると思ってるので、少ない時間ですが上手く仕上げられるようにしていきたいなと思ってます」
下方さんは今、高知市内の高校に通っていて、練習の度に60キロ以上離れた地元に帰っています。下方さんの父も過去に鳥毛役を務めていたそうで、偉大な父の背中に一歩でも近づけるよう練習に励んでいます。

◆本村組鳥毛役 下方颯馬さん
「お父さんも僕が小さいころから鳥毛ひねりやっていて、すごくうまかったというのを他の大人たちから聞いているので、お父さんに劣らないような鳥毛ひねりを自分もしていきたいなと考えています」
下方さんとペアを組むのは小学校・中学校時代の1年先輩にあたる西森槙さん。コンビで祭りの華に挑みます。

◆本村組鳥毛役 西森槙さん
「投げる時にちゃんと相手に届くように頑張ってます。(下方さんは)初めてにしては上出来だと思います。初めてなのでちゃんとできる訳じゃないので温かい目で見てもらえたら嬉しいです」