批判や擁護…SNS投稿の変化に専門家「メディアの役割」指摘

竹内さんに関する、Xの投稿はどのように変化したのか。東京大学の鳥海不二夫教授の分析をもとに検証した。

竹内さんを批判する投稿は、県議を辞職した11月18日に増加。

そして、1月19日昼ごろに竹内さんが自殺したとみられることが報道されると、その動機を「逮捕を恐れて死んだ」などとする投稿が一気に拡散された。

しかし、19日夕方、新聞3紙が県警関係者への取材をもとに「そうした事実はない」と報道すると、竹内さんを擁護する投稿が批判の4倍拡散された。

鳥海教授はメディアが誹謗中傷に歯止めをかけるため果たす役割は大きいと話す。

東京大学 工学系研究科 鳥海不二夫教授
「大手メディアを含め、きちんとしたところが間違った情報には『間違っている』、『正しい情報はこうですよ』、信頼を置ける形で情報を発信することは一つの大きなポイント」