青森山田「勝利の方程式」で春の頂点目指す


全国制覇に欠かせないのが県大会から東北大会までの9試合で継投リレーをした3投手です。青森山田の「勝利の方程式」で春の頂点を目指します。
3季連続の甲子園出場を決めた青森山田ナイン。選考委員会からの評価が高かったのが投手陣の層の厚さです。
新チーム結成後の秋の県大会から東北大会までの9試合を、3人の投手で継投しました。その投手陣の大黒柱は、下山大昂投手(2年)です。2024年夏の甲子園では3試合に先発、14イニングを無失点に抑えた経験が武器です。

下山大昂 投手
「ほっとしてうれしい気持ちでいっぱいでした。自分で引っ張っていかないといけない。(背番号)1番をつけているからにはチームを引っ張って勝利に貢献したい」
同じく2024年に聖地のマウンドを踏んだ菊池統磨投手(2年)も、2024年の秋はリリーフした9試合で3失点と抜群の安定感を誇ります。

菊池統磨 投手
「少ないイニングですが一人一人が全力を出し切れるイニングかと思います。自分の力を発揮してくれるという信頼を得て『3人の継投にしている』と(兜森監督が)言っていたので信じて投げていきます」
そして、新チームで先発を任されるのが乕谷朔ノ助投手(2年)です。2024年の甲子園でメンバー入りしながら登板機会がなかった悔しさを聖地で晴らします。

乕谷朔ノ助 投手
「自分のベストを尽くしてチームを勝利に導けるような選抜大会にしたい。自分がゲームメークをして勝っていきたい」
青森山田が誇る“投手3枚看板”勝利の方程式がこの春、全国制覇の回答を導き出します。