北陸電力は、石川県の小松駅前で建設を進める複合ビルについて、10月に完成予定で、愛称を「ウレシャス小松」に決めたと発表しました。

北陸電力の松田光司社長は24日、小松市役所を訪れ、宮橋勝栄市長にビルの愛称が「ウレシャス小松」に決まったと報告しました。

小松で、うれしい時に使う『うれっしゃ』という言葉と英語で愛しいことを意味するPrecious(プレシャス)を組み合わせたということです。

ウレシャス小松は、北陸電力が小松駅東地区におよそ100億円かけて建設を進める9階建てのビルで、多目的ホールや公立小松大学、北陸電力のオフィスのほか、高層フロアにはホテルが入ります。

北陸電力・松田光司社長「このビルだけでもいろんなことができると思いますし、駅周辺にはいろんな施設があるので小松駅の東地区西地区含めて、このビルを拠点にしたイノベーションをぜひ我々も積極的に役割を果たしていきたい」

ビルは当初、2024年3月の北陸新幹線小松開業に合わせて完成する予定でしたが、新型コロナなどの影響を受け着工が1年余り遅れました。

現在は工事のおよそ4割が終わり、ビルは10月に完成する予定です。