工事は全面やり直し…新たな厚さ不足が発覚で開通は予定の約3年後に
今回、調査報告書を作成した有識者らは、厚さ不足などに加え、鋼材が本来の設置位置からずれていることなどから、コンクリートを全てはがし、工事を全面的にやり直す必要があると判断しました。
現在、改めて工事を進めていますが、23日に行われた有識者らによる視察で、トンネルの底部に新たな厚さ不足が判明したことを明らかにしました。
本来、やり直しの工事は今年12月に完了する見込みでしたが、追加の工事が必要となり、開通の目途は来年冬ごろとなっていて、当初の予定より約3年遅れる見込みだということです。
南海トラフ地震など災害時に住民らの避難路としても活用される予定だった今回のトンネル。地元住民にとっても1日も早い開通が地元住民によっても望まれます。














