盛岡市動物公園ZOOMOの人気者、アフリカゾウのマオに2度目となる人工授精が行われました。妊娠に成功したか分かるのは今年5月上旬での見込みで、国内初の人工授精からの妊娠に期待が高まっています。
人工授精は24日午前5時すぎに始まり、専用の器具を使ってオスのアフリカゾウの精液がマオの子宮に注入されました。

国内初となるこの取り組みは2024年7月に1回目の挑戦が行われましたが、妊娠には至りませんでした。
今回もゾウの人工授精の第一人者であるトーマス・ヒルデブランド獣医師らが来日し21日からZOOMOで、飼育員と連携して体調や血液中のホルモンの状態を確認しながら人工授精の最適なタイミングを計っていました。
ZOOMOはストレスを与えないよう観察しながら、これまで通りマオの展示を行います。

繁殖の成功へ。
妊娠が判明するのは5月のゴールデンウイーク明けの見込みです。