子どもや女性たちが集落の厄を払う宮古島市上野野原(うえののばる)地区の伝統行事「サティパロウ」が行われました。
野原地区のサティパロウは、旧暦12月最後の丑の日に、一年の厄を払い新たな年を迎える伝統行事です。
今月20日の夕方、パーントゥの面をつけた男の子を先頭に、つる草を巻いた女性たちが列をなして出発。
集落の東にある御嶽にむかって祈りを捧げたあと、「ホーイホイ」の掛け声とともに地域を巡り、災いを払う儀式を行いました。
▼新築した家主の男性
「これで野原(のばる)の一員になれたかなと思いますので、すごく晴れ晴れとした気持ち、一年間無事に過ごせそうな気がします」
▼参加女性
「去年は個人的にいろいろあって、去年の厄を払えたかなという気持ち」
一行はおよそ1時間かけて集落を練り歩き、無事に厄払いを終えたことを神様に報告していました。(20日 宮古島通信員 大浦将人)
注目の記事
「お金ばっかり貰いやがって」ハンター出動”拒否”問題の顛末「誰にものを言ってるのよ?」トラブル発端の副議長が直接謝罪 約1か月半にわたる騒動

聞こえない世界【東京デフリンピック】バドミントン日本代表の沼倉夫妻が“3人”で目指す頂点で伝えたいこと「コミュニケーションについて考えてほしい」

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「カメムシの肩をつかんで、ポイって外に投げるんですけど…」調べ続けて25年"カメムシ博士”に聞いた…臭くさせない方法とは

「太陽フレア」連続発生 そもそも太陽フレアって?「地磁気嵐」「 高エネルギー粒子現象」は終息









