新型コロナの雇用調整助成金を不正に受給したとして、山口労働局は24日、山口県防府市の事業者への支給決定を取り消したと発表しました。

山口労働局によりますと、この事業者は2020年8月から2022年9月にかけて、休業していないにもかかわらず、休業したとうその書類を作り助成金を申請。複数回にわたり、合計3507万1530円を不正に受給しました。支給決定の取り消し日は去年12月23日で、現在、返還に向けた納付計画の策定中だということです。

県内での同様の不正受給は昨年度は3事業所であり、今年度は1件目となります。