気温0.9℃の高岡市の路上でうずくまる高齢の女性。通りがかった助産師の女性がとった「とっさの判断」とは?

氷見市内の産婦人科で助産師をしている山下加名さん。

去年12月27日午後4時50分ごろ、山下さんは、夜勤のため車で職場に向かっていると、道路の隅にうずくまる70代女性を見つけました。

当時の気温は0.9℃。

辺りは暗くなり、凍えるような寒さでした。雪混じりの雨が降る中、高齢者が道に迷ったのかもしれないと思ったそうです。

山下加名さん
「何でこんな所に座ってるんだろうと思って、車を停めて声をかけたら『動けないようになった』と言われた。この道そんなに車も通らないので、放っておいたらどうなるか分からないと思いました」

高齢女性に住所を聞いても、あいまいな答えしか帰ってきませんでした。