〈大相撲初場所 12日目・1月23日 東京・両国国技館〉

初場所で昨日22日(11日目)に3敗目を喫した西前頭十一枚目の尊富士(25=伊勢ヶ濱)。大混戦の優勝争いにはギリギリのところで残っています。こうしたなか、12日目の23日は、大関との一番にのぞみました。

相手は、今場所5連敗も経験し、その後もなかなか連勝の続かない東大関・琴櫻(27=佐渡ヶ嶽)です。

尊富士は、素早い立ち合いから琴櫻に当たっていくと、右四つの状態となります。そのまま尊富士はどんどん押していきますが、琴櫻が切り返して尊富士が一気に土俵際となりピンチに。それでもあきらめず、尊富士はその場から右で一発、琴櫻を「突き落とし」ました。

白星をあげた尊富士はこれで9勝3敗となり、優勝の可能性を残しています。

初場所の優勝は一体誰になるのか…。
このあとの結びの一番、千代翔馬(33=九重)と大関・大の里(24=二所ノ関)の一番は、「寄り切り」で大の里が勝利した。

【優勝争いの上位力士】(23日現在の結果より)
幕内2敗 金峰山
同 3敗 豊昇龍、霧島、王鵬、尊富士
(千代翔馬は4敗に)

【尊富士の初場所】
初日  錦木  〇 上手出し投げ
2日目  明生  〇 送り出し
3日目  阿武剋 〇 押し出し
4日目  玉鷲  ● 押し出し
5日目  琴勝峰 〇 押し出し
6日目  美ノ海 〇 寄り切り
7日目  欧勝馬 〇 押し出し
8日目  北の若 〇 押し倒し
9日目  金峰山 ● 小手投げ
10日目 一山本 〇 突き落とし
11日目 大栄翔 ● 押し出し
12日目 琴櫻  〇 突き落とし

【基本情報】
尊富士弥輝也(たけるふじ・みきや)は青森県五所川原市出身の25歳。木造中学-鳥取城北高-日大を経て伊勢ヶ濱部屋に入門。