福島市にある私立の女子中学校桜の聖母学院中学校が、来年4月、現在の中高一貫の女子校から小中一貫の男女共学校となることが発表されました。
桜の聖母学院を運営する学校法人は、23日に会見を開き、現在進めている教育改革計画の一部を発表しました。それによりますと、来年4月から、福島市の桜の聖母学院中学校を、現在の中高一貫の女子校から小中一貫の男女共学校に生まれ変わるということです。
中学校は、現在の場所から市内の花園町に移転新築し、新しい校舎は木造2階建てで、小学校のグラウンドに建設するということです。

桜の聖母学院・西内みなみ理事長「小学校まで受けた桜の聖母学院の教育を男の子たちにも受けさせたいというニーズは何十年来、ずっと身に染みて感じていたので、やっとここで実現できる」
小中一貫教育になることで、小学校での教科担任制や英語教育の充実などが期待できるということです。これに伴い、県内最後の女子中学校は来年3月でなくなることになります。
