約300年前に沈んだ船の一部とみられる木片も回収

また、昨年行われた潜水調査では、約300年前に沈んだ船の一部とみられる木片など、歴史的にも貴重な資料が回収されました。沈没船の一部が確認されたのは、瀬戸内海の水中遺跡では初めてだということです。
(岡山理科大学 富岡直人副学長)
「瀬戸内海をめぐる歴史の、本当に使われていた物資というのがタイムカプセルで埋まっているかのように、我々の目と鼻の先の近海にある。それはとても貴重ですよね」
岡山理科大学は今後、文化庁などと連携しながら遺跡の保存に向けた取り組みを進めていきたいとしています。