熊本の魅力を全国に発信する観光キャンペーンが2026年夏に始まるのに向けて、熊本市で会議が開かれました。
2026年夏に始まる「デスティネーションキャンペーン」は、開催地とJRグループが協力して展開する観光キャンペーンです。
熊本でのキャンペーンは、2019年以来8年ぶりです。
1月22日の会議には、県のバス協会や鉄道会社、各地の観光協会などが参加し、今後の基本計画案が示されました。

実行委員会では今年(2025年)の8月ごろ、全国の旅行会社などを対象に商談会や現地視察を行い、魅力の発信を図ります。その後、旅行会社が熊本への旅行プランを作り、来年夏からキャンペーンを始めます。
熊本県 木村敬知事「人吉を鉄道観光の『メッカ』にしていくためにも、JR肥薩線の復活を視野に置きながら、しっかりと豪雨被災地の復興もデスティネーションキャンペーンとともに行いたい」

前回(2019年)のキャンペーンは台風の影響などもあり、経済波及効果は約66億円にとどまりました。
そのため実行委員会では、熊本地震や2020年7月豪雨の被災地域が復興した様子を中心に県内各地の魅力を楽しんでもらい、前回以上の波及効果を目指す方針です。
 
   
   
  













