【接地逆転層】は大気の状態が安定する
接地逆転層は安定しているため、地面に近い気温の低い層で空気が滞り、空が霞んでしまうのです。

地面に接したほんの数百mの層だけ気温が低いため、日差しが出るとその数百mの層も気温が上がり、対流が起きて逆転層は解消され、霞んだ空も昼頃には、見通しが良くなることが多くなります。
もっと勉強したい方へ
もっと勉強したい方や、気象予報士を目指す方は「エマグラム」の画像を付けておきますので参考にしてください。なお、桜島の標高は1117mです。
下記は、鹿児島地方気象台がおこなったラジオゾンデによる上空の観測値です。00Z 22 JAN 2025=日本時間の1月22日午前9時の速報値です。
700hpa(3089m)‐4.7℃
850hpa(1536m)4.4℃
925hpa (845m) 6.8℃
1024hpa (4m) 5.4℃
