東日本大震災で被災した宮城県南三陸町で、震災伝承施設など復興事業を集積した道の駅「さんさん南三陸」がきょうオープンしました。

施設のデザインを担当した隈研吾さんも駆けつけ、テープカットをしてオープンを祝いました。

道の駅「さんさん南三陸」は、敷地面積がおよそ▼2万4000平方㍍。

新たに完成した震災伝承施設「南三陸311メモリアル」は、被災した町民の体験を伝えるとともに防災や減災について考える展示になっています。

訪れた人:
「やはり忘れない、過去のものにしないという気持ちが大事だと思います」


佐藤仁 南三陸町長:
「ここからたくさんの皆さんが町内を回遊していただく施設になればいい」


道の駅には、すでに営業している「さんさん商店街」が入っているほか、BRT=バス高速輸送システムの「JR志津川駅」や観光交流施設「ポータルセンター」が移転しています。