災害時に電気による二次災害が発生するのを防ごうと、警察と消防、そして電力会社が連携し研修会が開かれました。
電気による事故の危険性は災害現場だけではなく、私たちの身近にも潜んでいるようです。
この研修会は、山形警察署と山形市消防本部、そして東北電力のグループ会社などが合同で行いました。

東北電力ネットワーク 山形電力センター 配電工事課 岩田宏行 副長「今回、消防や警察と合同で訓練したので、電柱の倒壊や火災現場で電線が焼けたりしてショートした体験をしていただきたいなと思って」

事故や災害、そして火災現場にいち早く駆け付ける警察や消防は、感電など、電気にまつわる二次災害が隣り合わせです。
どういった状況で、どのような現象が起きるのか、きょうは参加者たちが体験しました。

こちらは、火花を散らし火災の原因にもなる「ショート」の実習です。
参加者たちは銅線をニッパーで挟んでショートさせ、火災につながる危険を学んでいました。

また研修会では、むき出しの電線を安全に処理するため、工具の使い方が説明されました。
