災害が起きたとき、家庭でイヌやネコなどを飼っている人にとって切実な問題となるのが、「ペットとの避難」です。能登半島地震でも大きな課題となりました。

こうした中、石川県白山市では、ペットと飼い主が同じ空間で生活できる全国的にも珍しい避難所で、地震を想定した訓練が行われました。

白山市の国際ビジネス学院で行われた訓練には、市の職員や専門学校生などおよそ40人が参加しました。

訓練は、市内で震度6強の地震が発生した3日後、ペットを連れた飼い主が二次避難所に避難してくるという想定で行われました。

学生たちは、避難所となった図書館でパーテーションを設置したり、避難してきた人からペットの特徴を聞き取ったりして、受け入れの手順を確認しました。