スケートインターハイ・スピードスケート競技が盛岡市の県営スケート場で開幕しました。初日は5種目が行われ高校生の白熱したレースが繰り広げられました。

スケートインターハイ・スピードスケート競技の盛岡市での開催は、2016年以来9年ぶりとなります。
競技に先立って行われた開始式では、前回大会で優勝した男子の北海道・白樺学園と女子の北海道・帯広三条の代表選手が優勝トロフィーを大会関係者に返還しました。

各種目で熱戦が続く中、女子500メートルに盛岡農業1年の武田愛生選手が出場しました。
(武田愛生選手)
「スタートを少し失敗してしまって、思うようなスタートができなかった」

それでも「得意のバックストレートで加速してうまくスピードに乗れた」と43秒15でゴール。

1年生ながら出場41人中14位で入賞には届きませんでした。
男子500メートルには、盛岡工業スケート部の植津悦典監督の息子で盛岡工業1年の植津宏斗選手が登場。

「焦ってしまい姿勢が高くなってしまった」とタイムを伸ばせず40秒49でゴール。
出場48人中24位の成績に悔しさをにじませました。
大会は21日から3日間の日程で行われ、22日は武田選手が出場する女子1000メートルなど4種目が行われます。