明治安田J1・アルビレックス新潟は21日、今季契約満了となったFW鈴木孝司選手(35歳)が現役を引退し、2月から横浜F・マリノスのスクールコーチに就任すると発表しました。

身長179cm・体重74kgの鈴木孝司選手(神奈川県出身)は1989年7月25日生まれ。
横浜F・マリノスの下部組織から桐光学園高、法政大と進んだ後、2012年にFC町田ゼルビアからプロキャリアをスタート。
FC琉球やセレッソ大阪を経て、2021年シーズンからアルビレックス新潟に加入し、チームをJ2からJ1に昇格させる原動力のひとりとなっていました。
今季はけがもあったものの、前線で体を張るとともに素晴らしいゴールも決める“新潟らしいサッカー”の体現者でもありました。
カップ戦や天皇杯も含めこれまでに、全349試合に出場し106得点を挙げています。

引退にあたり鈴木選手は、アルビレックス新潟はプロになって良かったと思わせてくれたチームだとするとともに、周囲の家族らへの感謝の言葉や、ピッチを離れて新たな一歩を踏み出す決意を述べたコメントをクラブを通じて発表しています。