不思議な形のランプシェードや植木鉢など、盛岡市在住の陶芸作家、後川利彦さん(作家名 虹川)のユニークな陶芸作品を集めた個展が21日から行われています。

盛岡市小鳥沢のアマチュア陶芸作家、後川利彦さんは23、4年前ごろから陶芸に取り組み、植木鉢や花瓶、湯飲みなど、さまざまな作品を製作しています。
これまでは指導を受けた先生と2人での作品展が中心でしたが、今回が初めての個展となります。会場にはおよそ100点の陶芸作品が並びます。

後川さんの作品の特徴は「変幻自在」。かたち、光沢、色などが一作品ごとに異なり、見る人を飽きさせません。

特に、取っ手のようなものがたくさん張り付けてあるランプシェードや、1センチごとにピースを交互に張り付け、市松模様のようなデザインになっている花瓶などはユニークで目を引きます。

後川さんは「個展に来られたお客さんの声を刺激にして、これからも『誰かがどこかでやっているもの』ではなく『どこにもないもの』を作っていきたいです」と話していました。

この作品展は23日まで、盛岡市松園の喫茶ルパンで開かれています。