日本時間の21日未明、ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任しました。長崎の被爆者は危機感を抱いています。
第47代アメリカ大統領に就任したトランプ氏。1期目の政権同様「アメリカ第一」の政策を進めると宣言しています。前回の政権時には核戦力の増強が進んだトランプ大統領の再就任に対し、長崎の被爆者は。
(県平和運動センター被爆連 川野浩一議長)「前のトランプ政権の時もそうですけど、使える核を開発しようとする。小型の核を開発しようとする。いわば、核戦争が再び起こる、そういう時代になりつつあると思うんですね。我々は十分に警戒していかなければならないと思いますね。」
そのうえで、川野さんは、トランプ大統領自らが被爆の実相について知るべきだと語りました。
(川野議長)「長崎に広島に来るべきだと。その義務が、(原爆を)落とした国の現在の大統領の義務だと私は思う。」