熊本県の木村敬知事が熊本市内で講演し、半導体を使う産業の創出が今後の鍵になるとの見方を示しました。

木村知事が講演したのは、公平で健全な税制の実現などに取り組む熊本県法人会連合会の集会で、企業の経営者など約140人が出席しました。

「熊本県政のこれから」をテーマに講演した木村知事は、TSMCなど進出が進む半導体関連企業のその先について、半導体を使う産業の創出が重要になるとの考えを示しました。

熊本県 木村敬知事「AI(人工知能)や自動運転、遠隔診療、そのためのロボットなどが半導体を必要としているし、そうなっていくと思っている」

一方、交通渋滞対策については「自動車専用道路の整備などハード面の対策もスピード感をもって進めたい」と強調しました。