バレーボールSVリーグ女子のアランマーレ山形は、きのうとおととい、天童市で姫路と対戦しました。
週末の2連戦を振り返ります。
去年11月に黒部に2連勝して以来白星のないアランマーレ山形。
対する姫路は、先月行われた皇后杯全日本バレーボール選手権を初めて制し、リーグ4位と勢いに乗っています。
初日、第1セットから、姫路のパリオリンピック日本代表・井上愛里沙や宮部藍梨を中心にした緩急をつけた攻撃をうけ、アランマーレは苦しい展開となります。
アランマーレも、ドンポーン・シンポーやオレクサンドラ・ビチェンコのスパイクで食い下がりますが、19対25でセットを落とします。
続く第2・第3セットも姫路の勢いを止められず、さらに点差を広げられ、ストレートで敗れました。
アランマーレ山形 北原 勉 監督「相手の攻撃は予想通りだったところがあった。ただそこからの展開が上手くいかなかったので、攻撃のところにフォーカスして、あすは挑んでいきたい」

選手一人ひとりが、自分の役割を明確にして挑んだ2日目。
第1セットは、姫路の日本代表・井上を軸にした攻撃で連続ポイントを奪われ、セットを落とします。
続く第2セット。アランマーレの粘りのレシーブが光り、ビチェンコや、キャプテン・木村の強打でリズムを作ると、アランマーレがリードする展開に。
しかし最後は、日本代表・井上に強烈なスパイクを決められ、23対25でセットを落としました。
第3セットも接戦に持ち込むも、最後のせめぎ合いに敗れ、2日連続で姫路にストレート負けとなりました。
アランマーレ山形 木村友里キャプテン「最後まで強い気持ちを持って戦っていこうと話し合っていたので、1セット目はあのような形だったが、2セット目は気持ちを切り替えて、全員で同じ方向を向いて戦い切れたと思う」
「ただストレートで負けているのは変わらないので、次の戦いに向けてしっかり準備していきたい」

アランマーレ山形 北原 勉 監督「20点以降の重要な場面でのプレーが今後の課題になるのは明確ですので、それを課題に頑張っていきたい」

アランマーレの通算成績は2勝24敗で順位は13位。
次の試合はアウェーで、リーグ最下位の群馬グリーンウイングスと対戦します。