学校の部活動の指導を外部に委託する「地域移行」について考えました。
宮崎市で「部活動改革シンポジウム」が開かれました。

このシンポジウムは、県教育委員会などが開いたもので、県内の小中学校の教職員や、スポーツクラブの関係者などが参加しました。

20日は、部活動の地域移行に向けた宮崎市の取り組みや、他県での先進事例が紹介されたあと、現役の中学校校長など4人が登壇して地域移行を進めていくために必要な取り組みについて意見を交わしました。

(高鍋西中学校 長友正明校長)
「学校と地域が連携していかなければならないところなので、これまでの部活動の考え方というか、職員の考え方を変えていかないと、進まないのかなと」

(スポーツ庁地域スポーツクラブ活動アドバイザー 久田晴生さん)
「子どもたちがやりたいことができる、スポーツであれば、スポーツができる環境があるというところを一つよりどころにしたいと考えている」

宮崎市教育委員会によりますと、今年度の市内の中学生の部活動加入率は、2020年度と比べて、9.4ポイント減少しているということです。