家計に厳しい食欲の秋となりそうです。原材料や燃料の高騰により食品や飲料など▼6500品目以上が、10月から値上げされるのを前に、仙台市内のスーパーでは商品を買い込む人の姿も見られました。

阿部航介記者:
「食事には欠かせないマヨネーズも値上げの対象になっています。買い置きは大丈夫ですか?」



仙台市若林区のスーパーマーケット「生鮮館むらぬし」です。10月、値上げの対象になるのは、ハムやソーセージ、マヨネーズなどの食品に加え、ビールをはじめとしたアルコール飲料など▼6500品目以上に上ります。30日は、値上げの対象となる商品を大量に購入する人も見られました。



男性客:
「明日から上がるって聞いたので、ちょっとでも買っておこうかと思った」
女性客:
「家計が圧迫されるので困ります」



このスーパーは、現在店頭に並んでいる商品が無くなり次第、値札の変更を行うということです。

生鮮館むらぬし 村主芳治社長:
「お客さんも値上げと聞くと嫌な感じになると思う。うちのお店は、昔からの薄利多売でやっているので、それをとことんやるしかない」



また、きょうは宮城県のキャッシュレスポイント還元キャンペーンの最終日で、キャッシュレス決済を使う人の姿も多くみられました。

キャッシュレス決済を使った客:
「10月から値上げするみたいなので、いろんなものを、今のうちに買い漁ろうかなと思って」


先の見えない原材料や燃料の高騰に円安。値上げラッシュが、家計を直撃しています。