12月中旬 県立高校3年生の3分の1が受験済み!?

愛知県立松蔭高校

名古屋市中村区の県立松蔭高校。大学受験を控える12月中旬、3年生の教室は空気が張り詰めていました。廊下にはびっしりと赤本も。

しかし取材した12月中旬の時点で、3年生の3分の1がすでに受験を済ませていたのです。

(合格が決まった生徒)
「レポートと面接で判断された。習い事を幼い頃からやってきたので(面接で)継続力をアピールした」

内申書で決まる「推薦」と、面接と小論文などで決まる「総合型選抜」で大学に入る生徒が今、増えているのです。

(松蔭高校進路指導主事 宮坂直樹教諭)
「筆記試験でははかれない、生徒の特徴をみてもらえるのがメリット」

(合格が決まった生徒)
「1人暮らしを始めるので家を探したり、地元の人と離ればなれになるので旅行の計画を立てたり、家族との時間を大切にしてる」