去年1年間で、山形県内で発生した交通事故はおよそ2500件で、前の年に比べ減少しました。

亡くなった人は24人で前の年に比べ減少したものの、亡くなった人のうち高齢の人の割合が過去5年で最も高くなっています。

警察によりますと、去年1年間で県内で発生した交通事故の件数は2457件で、
前の年に比べ323件減少しました。

死亡した人は24人で前の年に比べ10人減少し、過去5年では2021年に並び最少となりました。

死亡した人の年代では65歳以上の高齢者がおよそ7割となっていて、過去5年で最も高い割合となっています。

また、自転車が絡む事故は229件で前の年に比べ2割以上減少しています。

警察は今年、重点的に取り組むこととして、交通事故の分析による対策や交通指導や取り締まり、高齢運転者の特性を踏まえた事故防止対策や歩行者、自転車の対策を進めていくとしています。