金属などをつなぎ合わせる「溶接」の技術を競う高校生の大会が18日、岩手県花巻で行われました。
選手宣誓
「我々選手一同は溶接魂を持って最後まで全力を尽くすことを誓います」
これは溶接技術のレベルアップを目的に毎年行われているもので、今年で6回目となります。18日は県内10の高校から1,2年生の男女合わせて20人が参加し、鉄の板をつなぎ合わせるアーク溶接で見た目や強度、安全性などを競いました。参加した高校では溶接は必修なものの基礎的な学習に留まるため、生徒たちは放課後や休日にも勉強を重ね大会に備えてきました。溶接分野は機械化が進んだとは言え重要な箇所ほど人の手に頼る技術が必要です。社会人の大会も同じ日に行われ県溶接協会の岡田泰三会長は「トップレベルの技術を間近に見て将来は溶接の仕事に携わってほしい」と期待を寄せていました。