17日から札幌で注目の映画が公開されています。自閉症の男の子が母親の「知識ある愛」で成長していく物語です。
HBC北海道放送の系列局、RSK山陽放送が、創立70周年を記念して制作した映画『新居浜ひかり物語 青いライオン』。
■自閉症のアーティスト“愛に満ちた”親子の物語

2歳で自閉症と診断されながら、のちに画家として活躍する石村嘉成さんと、我が子の将来を案じ、療育に身を捧げた亡き母、有希子さんとの、険しくも愛に満ちた日々をドラマと、ドキュメンタリーで描いた意欲作です。

17日から札幌で上映が始まり、舞台挨拶には、釧路出身の直木賞作家、桜木紫乃さんが登壇し、作品の魅力を語りました。
作家 桜木紫乃さん:
「深い深い悲しみの向こうにあるのが、光なんだということ。本当にたくさんの人に観てもらいたいし、ひかり物語とつけた意味がよくわかります」
映画は去年10月、物語の舞台、愛媛県新居浜市で封切られ、全国の映画館で好評上映中です。