地震発生から約44分後に津波第一波が到達 安全な避難のため必要な配慮

防災士 島田知子さん
「(津波到達時は)側溝があるので、水が溢れて水溜りになります」

こちらは、県がつくった津波のシミュレーション動画。想定しているのは太平洋側で発生する恐れがある最大規模の地震です。八戸市では最大26.1mの津波が押し寄せ、街中も広い範囲が浸水するとされています。

八戸盲学校・聾学校は、地震発生から約44分後に第一波が到達し、最大で6.5mの浸水が想定されていました。このため、生徒たちは、学校から1.4キロほど離れた八戸東高校へ歩いて避難します。

車いすを使わなければいけない生徒も1人いて、避難する時には特別な配慮が必要となります。