注目4候補に聞く主な争点 南西シフトはみな容認も日米共同訓練で違い
RBCでは注目4候補に、選挙の主な争点について聞きました。
そのひとつ、いわゆる南西シフトについて、それぞれ容認する姿勢を示しています。
日米共同訓練に対する姿勢では、下地さんは「内容で判断」。
座喜味さんは「自国で守るのが原則」と回答。実際に在職中、宮古島でのアメリカ兵による訓練は実施されていません。
前里さんは「内容で判断」。
嘉数さんは、「一義的には自衛隊が守るべき」としています。
1K約5万円だった家賃が8万円に 不動産バブル 高騰する住居費問題
もう1つの争点が、高騰する住居費問題。コロナ禍前は1K約5万円の家賃が約8万円に、3000万円ほどだった戸建てが4500万円に上がっています。
4候補者は各々が国や県と連携しての家賃補助、公営住宅の活用などを訴えていて、政策に大きな違いはありません。
ただ打ち出した政策を裏付ける要素の一つ、バックボーンには個性が見られます。
下地さんは県庁職員時代を経て、琉大発のベンチャー企業の代表などを歴任した経験を生かしたいと話します。
▼下地明和 候補(無所属・新人)
「民間の瞬発力も経験しているので、対応策をうつときの強みかなと思います」
座喜味さんは1期目で積み上げたものを、さらに発展させていきたいと現職としての強みを強調します。
▼座喜味一幸 候補(無所属・現職)
「まだ道半ばじゃないかという激励が多い。頑張る必要性があると感じました」
前里さんは3期7年10か月、地元市議として市民と向き合ってきた強みを訴えます。
▼前里光健 候補(無所属・新人)
「行政と関わって、市民のみなさんと関わって生きてきました。長さでいえば、候補者の中で誰よりも経験値があります。この経験を生かして、今まさに宮古島をあるべき姿に戻さなければいけない」
嘉数さんは前副市長としての経験から、打ち出している政策についてスピーディーに取り組めると強調します。
▼嘉数登 候補(無所属・新人)
「課題の詳細やどういった財源を当てたらいいのかは、自分の頭の中できちんと整理できています。そういう 意味では助走期間なしですぐスタートできます」
宮古島市長選挙の開票の模様は、RBCニュースリンクのユーチューブチャンネルでLIVE配信する予定です。ぜひ、ご覧ください。