今月19日に投開票される宮古島市長選挙は、最終盤の3日攻防に突入しています。選挙戦は事実上、現職と保守系3人の4人による戦いとなっています。注目の4候補者の横顔と、主張を見ていきます。

ゴーヤーで整う 活力とくつろぎ求め県庁時代から欠かせないランチ

▼下地明和 候補(無所属・新人)
「こんにちは~」

この日妻とランチをしていたのは、下地明和さん。多い時は週2で食べるというお気に入りが…ゴーヤーチャンプルーです。

▼下地明和 候補(無所属・新人)
「うん、おいしい。本当かどうか分からないけど、1日の体調が違うような気がします」

県庁の職員時代からどんなに忙しくても、「午後からの活力とくつろぎ」を求めて欠かさなかったというランチ。

ちなみに現役時代は、夕飯前に間食も―。

▼下地明和 候補(無所属・新人)
「(帰る前に)ラーメン、餃子にビール2杯で。(お腹周りが)バーンと」
▼記者
「その辺りの食生活は知っていましたか?」
▼妻・洋子さん
「なんとなく。体型を見てわかりました」



選挙も、お腹と心を満たして臨みます。

妻お手製のソーキ汁 島ムンふんだんに使ったクヮッチーが最高の息抜き

▼記者
「お疲れ様です。いつもお昼はこちらで食べるんですか?」
▼座喜味一幸 候補(無所属・現職)
「はい」

後援会事務所で昼食をとるのは座喜味一幸さん。待っているのは…妻の手作り料理。

▼座喜味一幸 候補(無所属・現職)
「これは島のものだから、本土からのキャベツより甘いです。宮古黒豆も」

地産地消は妻のこだわりだそう。

▼記者
「特に何が美味しかったですか?」
▼支援者
「私はワーブニ(ソーキ汁)。作ることがないから、こういう風にいただけるので嬉しいです」
▼支援者
「お昼はにぎやかです」
▼座喜味一幸 候補(無所属・現職)
「最高の息抜きですよ。少々のだらだらタイムにもなります」



同じ釜の飯を食べるいつものスタイルで、2期目に臨みます。

地域の防災担う消防団で活動 ホースからマイクに持ちかえ臨む

午後6時過ぎの宮古島市消防本部。

▼消防団
「とりあえず2小隊に分かれて。前後列で分れていきたいので」
「番号!」
「1!」「2!」「3!」「4!」「5!」

消防団に参加するのは前里光健さん。地域の先輩がつないできた、防災への取り組みを自分でも担いたいと、2年前から参加しています。

隊列行進はシンプルな動きだからこそ、こだわりがあります。



▼前里光健 候補(無所属・新人)
「やはり視線や所作、全てにおいて意味があります。統一をしなければいけない」

指先はまっすぐに。消防団で握るホースをマイクに変えて選挙戦に挑みます。

朝のウォーキングで頭もスッキリ 大型犬に懐かれることも

早朝、趣味のウォーキングから1日を始めるのは嘉数登さん。

▼嘉数登 候補(無所属・新人)
「これ何ていう犬種ですか?」
▼散歩していた人
「ゴールデンドゥードルです。あ、ダメよ」
▼嘉数登 候補(無所属・新人)
「僕、猫を飼っているから動物の臭いがしているかもしれない」



▼記者
「触れ合いがあるのもいいですね」
▼嘉数登 候補(無所属・新人)
「そうですね」

頭がすっきりする上、思わぬ発見があるのもウォーキングのいいところ。道中はごみを拾い、自身の帽子に入れて持ち帰る心遣いも。

▼嘉数登 候補(無所属・新人)
「きょうは空き缶5本ぐらい。ここは割と多いんです」

選挙では帽子を鉢巻きにかえて挑みます。