阪神淡路大震災からあすで30年です。

県警では、きょう、大規模な地震により県警本部の機能が維持できなくなったという想定で、機能を別の施設に移転する訓練を行いました。

きょう行われた訓練は、山形市内でマグニチュード7.8の地震が発生し県警本部が倒壊・停電したとの想定で行われました。

大規模災害が起こった際、本来は本部に設置する「災害警備本部」を山形警察署に移すため、警察官たちは本部から運ばれてきた機材を設置し、電話や無線などが繋がるかなどを確かめました。

「山形県警です!大丈夫ですか(救助作業の映像)」

また、天童市で地震による雪崩で要救助者が発生したとの想定で実施された訓練では、救出作業の映像をリアルタイムで繋ぎ、本部との連携を図っていました。

県警察本部 警備二課 長澤友二 調査官「山形警察署の方に昨日移転訓練したわけですが、その手順を適正に確認することができました。情報収集をしまして、装備敷材を有効に活用して県民の安全安心、そして職員の安全確保に努めたいと思います」