1月14日を「尖閣諸島開拓の日」と条例で定めている石垣市で14日、関係者を招いて式典が開かれました。

尖閣諸島開拓の日は、1895年(明治28年)1月14日に、日本政府が尖閣諸島を日本の領土として編入することを閣議決定したことにちなみ、石垣市が2010年に条例で制定したものです。

領土編入から130年の節目にあたる式典で、中山市長は去年実施した尖閣諸島近海の調査について触れ、「漂着ごみの増加に伴う環境調査や、野生化したヤギの捕獲など上陸調査をしたうえで、必要な対策を講じるよう国に求めていきたい」と述べました。

式典ではこのほか、石破総理の祝辞が紹介されたほか、国会議員らが登壇し尖閣諸島を開拓した先人たちの努力と功績に敬意を表していました。