自然と人の共生を目指し植物の保全活動などを継続して行うため土佐清水ジオパークと牧野記念財団が相互に協力する協定を結びました。
『土佐清水ジオパーク推進協議会』は希少な植物の保全活動や、足摺岬でのヤブツバキの再生事業など公益財団法人『高知県牧野記念財団』と協力関係を築いてきました。
今回、連携を強化するために協定を結ぶことになり、推進協議会の代表理事である程岡庸市長と高知県立牧野植物園の園長で、財団の川原信夫理事長が協定書を交わしました。

協定締結により、地形や地質を含めた植物に関する教育活動や、ジオパークを活用した地域振興につなげる方針です。
(土佐清水ジオパーク推進協議会 程岡庸 代表理事)
「植物の保全もジオパークとあわせてやることで、ジオパークの幅が広がるのではないか。観光とかにつながればいいと思います」
(高知県牧野記念財団 川原信夫 理事長)
「マルバテイショウソウやヤッコソウなどもございますので、そういった植物をしっかりと保全し、後世に伝えていく取り組みを継続的に行いたい」
協定の期間は2年間で、それ以降は両者の申し出が無ければ自動的に延長されます。