大分県佐伯市に伝わる民話を題材にしたアニメ作品が完成し、監督らが市長を表敬訪問しました。

この取り組みは一般社団法人の日本昔ばなし協会が地域の民話を継承しようと日本財団の海と日本プロジェクトの一環として企画しました。

15日はアニメ化を手がけた沼田心之介監督らが佐伯市役所を訪れ、田中利明市長に完成を報告しました。作品では地元の民話をもとに海での安全を願って船に納められる「船霊」をテーマに物語が展開します。

(沼田心之介監督)「この町に住む子どもたちに、海の生活文化が含まれたお話というものがあるということを知ってもらうことが一番と思う」

アニメ作品「佐伯の船霊さま」は海ノ民話のまちプロジェクトの公式ホームページなどで16日から視聴できます。