値上げは“死活問題” タクシー業界から悲鳴「非常に大きな問題」

青森市に本社があるタクシー会社「成長タクシー」。値上げを死活問題と捉えています。
成長タクシー統括運行管理者 一戸裕康さん
「常にガソリンで車を動かす必要があるので、単価が上がることは事業にも影響する非常に大きな問題と捉えております」

現在130台ある車両のうち6割近い76台が「ガソリン車」で、月に1万7000リットルほど使用するといい、経費が大幅に増えることになります。

河村庸市 キャスター
「ガソリンの高騰を受けて、こちらの会社ではガソリン車ではなく、LPガスで走る車両の導入を進めています」
燃費はガソリンより劣るものの、単価が低くメリットが大きい「LPガス」と「電気」のハイブリッド車の割合を徐々に増やす対応を進めています。今年度はこれまでに5台購入、さらに1月中に新たに5台導入する予定です。