物価高騰に、行政も動きます。
鳥取県米子市は、プレミアム率40%をつけたギフト券を市民に販売する事業を、今月開かれる臨時市議会に提案します。7000円分のギフト券を5000円で買うことができる大盤振る舞いです。

これは、15日の市議会運営委員会で市側が説明したもので、物価高騰に対する米子市の目玉事業は2つ。
キャッシュレス決済に対し、20%分のポイントを還元する事業と、40%分のプレミアムのついたギフト券を販売する事業です。

ギフト券はスマホを使えない人にも支援を行うのが目的で、こちらは7000円分のギフト券を5000円で買うことができる大盤振る舞いです。

この他の事業もあわせた物価高騰対策の補正予算額は12億5000万円あまりとなります。

米子市総務部 下関浩次 部長
「生活応援ギフト券事業というものを(プレミアムポイント還元キャンペーンと)あわせて行う事としています。(デジタルに)不得手な方に対しても使っていただけるような形でスキームを作っております」

補正予算案は今月22日の臨時市議会で提案され、4月頃からの事業開始を目指します。