山口県内のインフルエンザの感染状況が15日、発表されました。年末年始で医療機関が休みだった前の週に比べ、感染者数は1.5倍と大幅に増えました。

県健康増進課によりますと、県内67の医療機関で1月12日までの1週間に感染が確認された人は2907人で、前の週の1957人から大幅に増加しました。1医療機関あたりの報告数は、前の週の29.21人から43.39人に増えました。

地域別では、多いほうから防府が60.40人、周南が51.08人、岩国が50.38人となっています。県は「インフルエンザ流行発生警報」を発令中で、重症化予防のワクチン接種やこまめな手洗い、マスクの着用や換気などの感染対策を呼びかけています。