「30年に一度じゃないかなというぐらい高い」
(キャベツ農家 彦坂航さん)
「12月“全く”と言っていいほど雨が降らなかったり、思っていたよりも(気温が)冷えてしまったので、キャベツの生育が止まってしまったのが影響している」
彦坂さんは「年が明け市場が再開してからは、市場価格は下がってきている」といいますが、消費者が手にするのは今も例年よりもはるかに高いキャベツ。まだ実感が伴ないません。

(キャベツ農家 彦坂航さん)
「“10年に一度”どころか“20年一度”、“30年に一度”じゃないかなというぐらい高い。この寒波の影響で、国内のそのキャベツがどれだけ出荷できなくなってしまうかによっては、供給のバランスが崩れてしまうので、『高値が継続』という可能性もあり得る」
今後は、より寒さに強い品種がメインになると言いますが、天候だけはどうすることもできず、彦坂さんの不安も解消されません。
(キャベツ農家 彦坂航さん)
「極端な気候はもう勘弁してほしい」
