北陸新幹線の敦賀から新大阪までのルートをめぐる問題。真っ向から主張が対立する石川・福井の政界が新年早々、火花を散らす展開になっています。

北陸新幹線の新大阪駅までの延伸をめぐっては、政府・与党が2024年末、京都駅周辺の詳細なルートを絞り込めず、小浜・京都ルートでの2025年度の着工が見送られました。

石川県内の政界からは滋賀県を通り東海道新幹線に接続する米原ルートの再検討を求める声が強まる一方、福井県の杉本達治知事は9日の年頭の記者会見で新たな計画を提案しました。

福井県・杉本達治知事「私個人の初夢として申し上げれば、小浜・京都ルートの中では、小浜先行開業もあるのではないか」