弘前市の中心街で新春恒例の出初式が13日行われました。今年は伝統ある「まとい振り」に初めて女性が参加して周囲を沸かせました。
消防団の仕事始めの行事となる出初式には、弘前市と西目屋村の114の消防団からおよそ1300人が参加しました。式では櫻田宏市長が服装や車両の点検をしたあと、団員たちが恒例の「まとい振り」を披露しました。
馬簾と呼ばれる飾りを鳴らしながら一糸乱れぬ動きを見せる中、女性で初めて参加した浅田麻里さんが勇壮な振りを披露すると沿道からは大きな拍手が送られていました。
※女性消防団・浅田麻里さん
「まとい振りはこれまで男社会で歴史伝統があるものだったので、そこに女性が挑戦できるというのは本当にいい機会でぜひ続いてまとい振りやってくれる女性がいればいいなと思います」
このあと分隊の行進に続き74台の車両が土手町通りを走り抜け、市民も防火への意識を高めていました。