暖冬や冷夏など、季節の特徴を左右するのが熱帯の海面水温の変化、「エルニーニョ現象」や「ラニーニャ現象」です。

今月10日、気象庁は「ラニーニャ現象」に近い状態は次第に解消し、春以降、熱帯の海面水温は平常の状態となる可能性が高まったと発表しました。

2025年の春の訪れは・・・

「ラニーニャ現象」に近い状態次第に解消へ

この冬はいつもの年より雪が多く、厳しい寒さとなっています。

この原因は「ラニーニャ現象」に近い状態であることです。

現在、「ラニーニャ現象」の定義は満たしていませんが、海面水温や気圧分布は「ラニーニャ現象」に近い状態となっています。

しかし、今後はこの傾向が変わる見込みです。

気象庁の最新のエルニーニョ監視速報では、次第に「ラニーニャ現象」に近い状態が解消して、3月以降は平常の状態となる可能性が高くなっています。