この冬一番の寒波の到来で、雪が降り続く山陰地方。

10日午後3時時点の積雪の深さは鳥取県大山109センチ、島根県奥出雲町横田41センチ、鳥取9センチなどとなっています。

また最低気温も、鳥取県日南町茶屋で氷点下8.7度を記録したほか、島根県飯南町赤名で氷点下7.1度などと、多くの地点で今シーズン一番の厳しい冷え込みとなりました。

この雪で、両県の公立の小学校、中学校、高校など合せて33校が臨時休校しました。

交通機関にも影響が出ています。

JR西日本によりますと、10日は山陰線や因美線、伯備線、木次線などで始発から運転を取りやめるなどしていましたが、午後から一部で運行を再開しています。

空の便も鳥取空港発着の東京便が午前中欠航するなどしました。

山陰エリアの高速道路の雪による通行止めは、午後5時現在、すべて解除されていますが、雪の量が急激に増えるおそれもあるため、出かける際は引き続き十分注意が必要です。