この寒波も影響するのでしょうか?キャベツやレタスが平年の3倍以上など野菜の高騰が続いています。今、何がお手頃なのでしょうか?お買い得野菜を聞いてきました。
新潟市 西区にある「中村青果」です。

【記者リポート】「全般的に野菜の価格が高騰し、特にキャベツが高いといわれています。こちら中村青果の価格はきょうはひと玉298円、小さいものは198円となっています」

農水省がまとめた全国の平均店頭価格ではキャベツは453円。

それより安いものの、社長は…
【中村青果 中村イト子 社長】「今年は3倍くらい。いろいろなキャベツがね。軽いものでもけっこう高いです」

確かに…去年夏に取材した際、キャベツは98円でした。
あれ以降の猛暑と少雨の影響で生育が遅れ、品不足が今も続いているのです。
そのほか、この時期お鍋の食材として欠かせない白菜も少し値段が上がってきたということです。

【買い物客は】「思ったより高くなっているよね。キャベツとかだってものすごく高いよね」

【買い物客は】「買う方も大変だけど売る方も大変だなって思っちゃう。ここは比較的(値段が)低いですね」

では、いま比較的お手頃価格な野菜は一体なにか。教えてもらいました。

【中村青果 中村イト子 社長】「タマネギとかニンジンとかもけっこう安いし、あと春菊がちょっと安く売ってます」

たまねぎは4玉から7玉入った1袋が198円。
にんじんは6本ほど入って100円です。

土の中で栽培される野菜は暑さや寒さの影響を受けづらく、価格も比較的安定しているということです。

春菊は、仕入れを工夫しているということでなんと2袋で100円と低価格でした。

【中村青果 中村イト子 社長】「なんでもかんでも高いといけないけど、あんまり安くしたらうち潰れちゃうし、難しいところです」

Q本当にギリギリ?
【中村青果 中村イト子 社長】「はい。ギリギリです」
中村社長は野菜は今が最高値だと話しています。価格が落着くまで、もうしばらく辛抱する日が続きそうです。














