■鮮魚店直営食堂!“2000円してもおかしくない”豪華定食が驚きの安さ
東京・門前仲町で80年続く「富岡水産」。

フライパンの中には手作りの魚の煮付け。代々継ぎ足しの甘辛タレで煮た「カレイ」は550円(テイクアウト)。「サバの味噌煮」は350円でテイクアウトできちゃいます。
豊洲でその日の良い魚だけを厳選して仕入れるため、毎日ラインナップは変わります。
女将
「いらっしゃい!こっちこっち!良かったら!」
「まいど!一番高いのが美味しい」

元気に店先にいるのが築地で育った3代目の女将、高倉良江さん(75)。
富岡水産 女将 高倉良江さん
「煮魚もいっぱいあるから、良かったら中で座って考えて」
活気あふれる女将に誘われた先には、鮮魚店直営の食堂がありました。
捌きたての魚は、刺身にしてもヨシ!焼き魚にしてもヨシ!

お客さんたちが“コスパ最強”と言うのが、「富水定食(上)」1250円。
天ぷらの盛り合わせに、中トロやカンパチなど、その日一番の刺身も。両方とも食べられちゃう贅沢なセットです。
お客さん
「同じような内容で値段を考えると、やっぱり2000円くらいしてもおかしくない」

特に女性に人気だったのが、サーモンとネギトロがたっぷり乗った「他人丼」。魚のプロが厳選したネタだから鮮度と脂のノリはバツグンです。
30センチほどの巨大穴子と、大きなエビ天を2本も載せた「W天丼」も人気。ランチでは1100円と、これもコスパ最強!

富岡水産 女将 高倉良江さん
「お腹いっぱいになった?」
店内でも元気な女将の声が響きます。ヒマな時はお客さんに・・・

富岡水産 女将 高倉良江さん
「退屈で大変です」
「どうもすいません。大将、これ海苔なの。おうち持ってって」
青森から東京に来るたびに店に寄ってくれるお客さんには、味付け海苔をプレゼント。
お客さん
「下町の、江戸の情緒を感じますね」
その道のプロ直営の食堂は、安くてウマくてあったかい!
あなたの町でも探してみてください!