入浴剤の風呂 上がり湯は必要? 追い焚きNGの入浴剤も

熊崎キャスター:
では、入浴剤を使ったお風呂から上がる時、お湯で流した方がいいのでしょうか。

井上貴博キャスター:
体についている感じがしてしまうので流したくなります。

ホラン千秋キャスター:
美容成分などがついているのなら、そのままのほうが良いのではないでしょうか。

熊崎キャスター:
東京都市大学教授・医師の早坂信哉さんによると「流さなくてOKです。保温効果がなくなってしまいます」とのことです。

では、こんな場合はどうでしょう。家族の入浴時間がバラバラで入浴剤入りのお湯を毎日追い焚きしている場合は要注意なのだそうです。

そもそも追い焚きとは、どういうシステムなのでしょうか。溜めたお湯がぬるくなり再び温めたい場合、配管を通して給湯器で温め直してそれがまた浴槽に戻ってきます。ですから最初に入浴剤を入れると、この入浴剤の成分が配管や給湯器にも入っていってしまいます

これが心配な点でもありますが、市販の入浴剤のほとんどが追い焚きが可能になっています。ただ一部の「にごり成分入り」や「塩分入り(塩化ナトリウム)」入浴剤は追い焚きが不可能というものもあるため、注意が必要です。

これをチェックするには商品のパッケージに「追い焚き機能付きのお風呂で使えます」や「配管を傷つけません」などの表記があるか確認することが大切です。

井上キャスター:
追い焚きOKということは、給湯器の方に入浴剤の成分が入り込んでも、故障などにならないようにちゃんと成分調整がされているということなのですか。

熊崎キャスター:
追い焚きを前提にして各社開発をしているということなので、海外のおしゃれなバスソルトだとNGなものもあるかもしれません。そこが注意かなという感じはしますね。

ホランキャスター:
清潔感ということではなく、給湯器などの設備としての話ですね。