3連休の天気どうなる? 東京の雪の可能性は?

小野裕子さん:
まず、今回の寒波のピークなんですけれども10日(金)にかけてとなりそうです。ただ、日本海側では11日(土)にかけても断続的に雪の降る状況が続いて、雪が弱まった後もかなりの雪が積もっているため、なだれや落雪にも注意が必要な状況が3連休にかけても続きそうです。

そして、東京に関して見ると、晴れが続いている中で、気になるのが12日(日)です。雨または雪となっています。

最新の情報によると、まず日曜日のお昼の段階では雨雲も雪雲も何もかかっていない状況です。じわじわ広がってきて、21時の段階では沿岸では雨、内陸では雪が予想されています。

東京都心のあたりは何もかかってないように見えるのですが、表示されないような弱い雪や雨が降る可能性があると見ていただきたいです。

さらにその先どうなるのか見ていくと、深夜にかけては、これ以上広がることはなく、むしろ抜けていく傾向となっていきそうです。

ですので降水量はそれほど多くなく、降る時間も長くないので、東京都心で交通機関が大きく乱れたりなどの混乱が出るほどではないと今のところは見ています。ただ、最新の情報を確認するようにしてください。

井上キャスター:
当日に予報が変わることは今までもありましたが、状況としては降らない方向に若干、今は傾いているということですかね。

小野裕子さん:
「今は」という感じです。前日や当日の朝になって予報が変わることもあるので、まだ断定的なことは言えない状況です。

井上キャスター:
ひとたび降ると都市機能が本当に麻痺しますからね。

田中ウルヴェ京さん:
雪に弱い地域は本当に気をつけないといけません。私たちは雪の上を歩くのに慣れていないので、ちょっと降っただけでよく滑ってしまいます。

ホラン千秋キャスター:
いけるかなと過信してしまうのですが、全然いけません。気をつけます。

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<プロフィール>
小野裕子さん
気象予報士・防災士
長野県茅野市生まれ 大分県大分市育ち
テレビ出演のほか、防災気象講演会や防災士養成講座の講師も務める

田中ウルヴェ 京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト 慶應義塾大学特任准教授
こころの学びコミュニティ「iMiA(イミア)」主宰